エアアジアのEボーディングパスについて
先日、エアアジアXでクアラルンプール経由でシンガポールへ行きました。
往路:新千歳→KLIA2、KLIA2→シンガポール
復路:シンガポール→KLIA2、KLIA2→関西
という行程です。この時、事前にwebチェックインをしたのですが、新千歳→KLIA2はPCからチェックイン、それ以外はモバイルからチェックインをしました。
モバイル(アプリ)でチェックインをすると、アプリ上でEボーディングパスが表示され、ペーパーレスとなります。で、バーコード入りで座席も表示されており、
「搭乗ゲートにまっすぐにお進みください。搭乗ゲートは出発予定時刻の20分前に閉じます。」
と日本語で書かれています。
手荷物を預けなければ何ら問題ないようですが、実際のところボーディングパスを見せる場面というのは結構あるもので、出入国のイミグレーションやセキュリティチェック、搭乗ゲート、場合によっては機内へ乗り込むときにも、CAさんがチェックすることもあります。これを、紙ペラではなくタブレットが代わりをするとなると、実は便利なようでかなり不便です。
そして何と言ってもIATA空港コード以外の大半が日本語で書かれているため、日本人以外のスタッフが識別するのに時間がかかることと、搭乗ゲートでオンラインでのチェックが出来ないのか、スタッフが慣れていないのか、スタッフがボールペンで座席番号を自分の手に書いてメモしていました。その後、搭乗後にCAさんが座席まで確認しにきました。
システムとしてはすでに導入されているのですが、現場が慣れていないという感じがします。今回4回搭乗した中で、アプリのEボーディングパスを利用している人を他に見かけませんでした。
ちなみに復路のシンガポールで、Eボーディングパスをセルフチェックイン機のバーコードスキャンにかざしてみたら(アホですよね…)、もちろんエラー表示がでました。スタッフがあちらのカウンターでペーパーのボーディングパスを発券してくれるのでどうぞ、と教えてくれ、カウンターで発券しました。
もしかすると私の使い方が悪かったのかもしれませんが、
①まだまだ普及している様子はない
②ペーパーのほうが何かと便利
なのは確かなようです。
ちなみに往路はマレーシアにいったん入国しましたが、復路はフライスルーでチケットを発券していなくても、KLIA2では入国せずにそのまま乗り継ぎできます。そのままEボーディングパスを持ってセキュリティチェックを受ければ、サテライトターミナルの中央広場に出ます。シンガポールとクアラルンプールは1時間程度で移動できますので、結構タイトなスケジュールでも問題ないと思います。